薬 壱
こんな紙の箱が薬箱、この中に薬は入っていました。
古い置き薬の絵に関しては、すでにあちこちで検証されていて、あえて載せることもないかと思いましたが、実物を見た者としてはやはり突っ込みを入れたくなります。
頭痛ノーアイ
この男の人に、吹き出しの言葉を入れるなら、「しまったなあー」ってなかんじでしょうか。
バックの絵が仕事場で（図面を引く仕事か、、）いまならＣＡＤあたりか。自分だけ体の不調がで。早く痛みは収まって欲しい、そんな情景です。
この男の人、よく見るととっちゃん坊や。
セキトル散
この薬会社のトレードマークでしょうか、連なっただるまに、日本の国旗、見慣れません。
この男の人？美形すぎて、宝塚の男役かなにかでは、、、。
おまけにあんた口紅塗ってないか？！
ケロサン
髪の毛整えた紳士が、いきなり臓物みせちゃってますぅー
インパクトはありますが、ききそうかなあ。
トンプク
美形の男性ですが、やはり尋常ではないなにかを醸し出してます。
日本人離れした顔立ちの中に、なにやらこらえきれない表情が読みとれます。
この表情は、なんにでも使えそうな、汎用性のある顔。
目がうつろ、、、、。大丈夫か？かなり我慢してそう。
アスナミンＢ
これは、美形の女性ですが、やっぱり表情に一癖ありです。
眉間の狭さ、眉のつり上がりが、苦しい表情にも読みとれるし、この薬の効き目を強調しているようにも見えるし。
少し握った右手がこの表情に、花を添えています。
セキドン
色が２色刷りで地味です。
和風美人のようですが、よく見ると顔のパーツのそれぞれのバランスが狂っています。
これも演出なのか！
なかなか完治しない、喘息の女性、そんな感じです。
オチセメンエン？
画像が見にくくてごめんなさい。
虫下しとは、今となってはそんなにお世話にある薬でもないようですが、
昔の人は頻繁にこんな物飲んでいたのでしょうか。
この見所は、やはり薬の周りに模様のように並んでいる、蟯虫、回虫の類の生き物でしょうか。
同じ形がなく、いろんな種類があるようです。かなり実物に忠実に再現した物だと思います。
なんでもありの今なら、高校生の女の子など、「かわいいー」とか言って、飛びつきませんかねえ。目黒の寄生虫博物館が隠れたデートスポットになっているそうですから。
この
メインページに戻る
