なんだこれ 19 

職人編
いい仕事する人はかっこいい。



畳屋さんの休憩風景です。
日よけはやっぱりゴザでした。

出先で2トントラックのタイヤがパンクした。
近くにあったオートバックスで修理を断られ、この店を紹介してもらいました。
自分でやれば半日かかりそうなトラックのパンク修理を、このじいさんは、40分ぐらいでやってくれた。
おまけに、原因であったチューブとインナーの不具合を見つけて対処してくれた。
タイヤ修理屋さんの使っているでかいタイヤレバーを観察してみると
老舗のお店なら、市販のものではなく、自作のレバーを使っていることが多いです。
ここもそうでした。元はリヤカーのリーフスプリング、先がちびってくると、削って何十年も使い続けます。
だんだんと、短くなってきますが市販のレバーより使いやすいそうです。
店の中には素人にはわからない使い道の道具や中古の部品で埋め尽くされています。
出張カーも、ジャッキや作業灯など使い込まれた道具がいっぱい積んであり、ありとあらゆる状況に対処してきた、 人とモノを見ているのは飽きませんでした。

機関車の「運転士」も職人ですね。「運転手」はトラックやタクシーですが、機関車は「士」だと思います。
コレはボビーの方で、仕事ではありませんが、機関車の運転には興味引かれます。小さくてもいいから一度運転してみたいものです。
これはほんとに、蒸気機関車で、小さなボイラが付いて、蒸気で走ります。「ピー」と汽笛も鳴ります。煙で運戦士の皆さんは顔が真っ黒、しかしとてもいい顔です。 これはマレー型機関車かな?(小学生の時、機関車入門の本買いました)

和風料理屋のリフォーム、
塀ができました。
「ペンキ塗り立て」今時、この張り紙はコントぐらいでしかみかけません。
工事の看板などは、既製の味気ない看板がほとんどですが、これは手書きの張り紙です。
なんだかうれしくなって、撮ってしまいました。
それも最初の画像が汚かったので、わざわざ一日空けて、天気のいい日に撮り直しに行きました。
「めんどくさい」と思うような、こんな張り紙ですが、こんな職人さんなら庭の出来もすばらしいこと間違いなし。

暑い夏、昼下がり、ひなびた温泉風呂に入り、扇風機のある休憩室に。
先客のおばはんは、微動だにせず。
誰も見ていないテレビが高校野球を映しています。
自分が寝てしまう前に撮りました。
完璧な風景を自分が壊す前に。
しかし、このおばはん、風景の職人。「zzz、、」


もとへもどります。


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