秘密基地制作2009年 その8

2009年 11月後半 

おもちゃのブロックはいいよなあ、簡単に積み上げていけるから。
一辺が1mぐらいのでかい大人のレゴがあればいいなあ。
飽きたらすぐ壊せるし、何度も使い回せるから。
ペットボトルなんかを原料に、そんなものが出来ないかなあ。


いやー日が沈むのが早いねーなんて言ってると、去年と同じ状況で同じ感想ですねえ。
雪が降るまでに屋根が着くかどうか、なんてねー

晩秋になると、こちら特有の気候になります。
時雨空になり、朝も霧が多く、晴れ間が少なくなり、暗い感じの季節です。
地面も乾くとこなく、ぬかるみかけて、車がいつも汚れている季節になるのです。
強力な紫外線の季節も車にとっては敵ですが、このようなじめじめした季節も、車にとっては厳しそうです。
年内にはすっかり錆びてしまったスタウトを屋根の下に収めたいと思って作業しています。

11月中盤はインフルエンザらしきものにかかり、仕事休めてラッキーなんていいながら、朝から作業にいそしんでいましたが、自己免疫で治そうと、 薬飲まずにいたら熱も下がらず、結局後半は寝込みました。
トータルすると、風邪ひかない方が作業日は多く取れたかもね。そんなにうまくはいきませんね。

今年はコロナとスタウトの保管状態が悪く、シートカバーも破れ、野ざらし状態。
ボンネット開けようとしたら金具周りの部分がドサーっと崩れ落ちた。 おまけに、トラック「譲ってください」と若い兄さんが訪ねてくる。「これは売りもんちゃいますねん」もう放置車両に思われているようだ。

この冬は屋根の下で保管したい。カーシートは長期置く為の物としては、あまり適してないかもね。
湿気が籠るのかサビの進行が早い様な気がします。
別に建物作るのが趣味ではなく、その中でやりたい事があるので仕方なく建物を建てたのですが、理想を言えば、もとからある

工場の様な所借りる事が出来ていれば、こんな大げさな事にはならなかったのになあ、なんて思っています。
でもまあ、作る事はそんなにイヤではないので、楽しんで作っているからいいのですが。

建物の制作に一番大きく貢献しているのはなんと言っても電動ドリルとネジの功績が大きいです。
もし、釘だけならこの建物はできないのではないでしょうか。
ほぞなど一切無しで、柱乗っけたら、金具で止めるだけだから。
しかし、今までの制作記読み返してみたら、これがいくらするだとか、ただでもらったとか、金の事よく書いてるよなー
夢の秘密基地だけど、実際は銭勘定ばっかり、、、、。
嫌だねー。

でもほんと、最近金も無く、雑誌も買っていない。
「ガレージのあるナントカ」というオシャレな雑誌、あれで何個の金具が買えるだろう。
ガレージの構想ができたら買う物は雑誌から金具にシフトチェンジ、
雑誌は読まなくても小屋は建つが、金具が無ければ小屋は立たないよ。

先週は仕事場の同い年の同僚がお家を建てたので見学会に行った。
立派で嫌みのない住みやすそうなお家でした。

子供の数だけ部屋があり、子供がうれしそうに、お父さんにくっついていた。
それに比べ自分ときたら、自分のスペースを休みの日ほとんどをつぎ込んで作業に当てているなって反省。

こどもが、ブロックや段ボールで家やガレージを作っていた。
まさか、僕のマネではないだろうけれど、建物を造るというのは、元々備わっている本能に近い物があるのかな。
子供の頃砂場のトンネル掘りや、城作り、海辺では波の攻撃を守る防壁、壊してはまた作るというのを繰り返していたなあって思い出しました。

子供を見てると、段ボール切ったりはったりして、セロテープでつなぎ合わせて、なんかしらよく作っている。 誰にも頼まれていないのに、、、、。 出来上がったものはつたないモノですが、ただ「作りたい!」と思うその工作風景は、なにものにも代え難い神聖な光景にも見えます。

計画を変更し、屋根をあと2メートル突き出そうとしました。

ホームセンターのセールで安く換えた波板を乗っけたまでは良かったのですが、 しかし、そこには大きな誤算が!
波板のピッチが違うんです!!重ねるまで気がつかなかった!
そもそも、ピッチってメーカーで違うの?
今までプロの手順に近づけるべく努力してきたのに、ここで一気にレベルダウン!! 「ショーック!!」

ある程度資金使ったので、これを買い直す事は出来ない。
とりあえず浮いてしまった隙間にはコーキングボンド詰めて水の進入食い止めるしかない。
これがどれほど有効かは、未知の世界。

半分の屋根が一年ぶりにできました。あと半分も年内には付けたい。
左半分は軒下長めにとって、バイクでも入ればいいかなと思っていましたが、横幅3メートルの間口の ガレージにする事にしました。

最初は、軒下少しだけ出すぐらいのつもりでしたが、屋根を高くした分、勾配の下がり具合の関係で、 幅が大きくとれてしまいました。
この勾配でも、座ればお尻がずれていき、置いてるモノが滑り出し作業がしにくくなります。 。

屋根が高くなってしまったので、このような事になりました。

3メートル幅になったのは、廃材の長さの関係です。買ってきた材料が基本4メートルの角材だったので、出来た物は 4mの倍数になりましたが、廃材だけとなると加工や、割れなどあって基本は3mになります。

柱の長さが足りない部分は、基礎のコンクリートを高めにとってつじつま合わせました。
この基礎部分は瓦のくずを利用しました。

このコンクリート瓦はいっぱいあるので、多量に使える機会がないかと常々思っていますが、 今の所まだ出番はありません。
車を入れてみると、3メートルの幅は、ガレージ作業としては、ちと狭さを感じますね。
高さは逆にありすぎるのですが、、、、。

ま、この場所はおまけなので贅沢は言ってられません。これ以上スタウトを雨ざらしには出来ません。
最終的にガーレージ入れると間口11メートル、奥行き8メートル、の大きさになりました。
当分これ以上増える事は当分ないはず。
それでも小さめの家ぐらいになってしまった。

あと一ヶ月で屋根が付くか?

今年はカメムシが多いわ、特に暖かい日など日当たりのいい柱の上に群生していて、多い時は一歩進む度に、足元から飛んでいく。

作業終わって1日中カメムシ臭いなあと思っていたら、自分の軍手の中で、つぶれて死んでいた。
おならの成分のせい?手に当たっていた部分が茶色のしみが付いていた。匂いも取れない。
命と引き換えに出した最後っ屁はかなりのもので、一週間近く消えなかった。かなりの浸透力だ。

自分の手に付いて落ちなかった物質の最高記録かも。
アメリカ製の防錆塗料por15よりもしぶとかったです。

夜の作業で足元を見ると、イナゴが羽を動かし飛ぼうとしていた。
触っても飛ぶ気配がない。気温は10度を切っている。
変温動物の昆虫にとって、もう生きていく気温の限界かもね。


>>日々進行形


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