今年このまま進めば、だいたいの完成の年となりそうです。
暮れから正月は北海道行き諦めて、作業に集中しました。
長く外に放置していた、階段を付けます。
そもそもこの階段は、解体予定の民家から半ば強引に持って帰りました。
当時は階段職人がいて、それぞれの家に合わせて作っていたそうですね。
これ建物に、はまっているだけです。
床はまだどうなるか分らないので、階段端は2階に合わせました。
階段の据え付けは意外に簡単に付きました。
これで、2階への出入りが再開し、後回しにしていた可動窓や窓枠を付ける事にしました。
ガラスはテーブルゲーム機からの流用です。(投入金額シール付き)
確か、去年の5月頃に、窓加工がめんどくさくなり、やめてしまった以来です。
こんな早く階段付けれるならもっと早くやっとけば良かった、
これで二階部分の大きな穴が塞がりました。
この作業した夜、初めて小屋のガラス窓、内側から曇ったのです。
やっと部屋になったと感じた印象的なシーンでした。
思えば去年は屋根のみの小屋で、風の隙間に体を隠すような状態だったのに。
すきま風が気になるようになるなんて、、、。
今月のなごみグッズ。
オールドフリッパーピンボール、70年代です。
状態良く、だいたいの動作はします。
動作に一切、icを使っていません、電磁リレー制御です。
中のメカの動きを感じて遊ぶと面白く感じます。
ロフト部分では、すでにミニ四駆専用コースが出来上がって盛り上がっています。
高校の時には犬小屋しか作れない自分だったのに、それが不要品集めて
作った空間の中に、今、自由に遊べる場所が生まれ、冬でも凍える事なく人が楽しめる事にちょっとした、達成感を感じます。
今年は何年かぶりの大雪の年でした。15日は一日で40センチ近く降り、車、入れるがやっとです。
あまり雪が多いと外で動けないので、中の地味な作業になります、
音の無い真っ白の雪の日、一人小屋の中で釘抜きしているってのは、それはそれで優雅なひと時かもしれないですね。
外のものまとめて全部白くかくしてくれる雪の日は好きですが、、、。
扉の中は同じです。
1月後半から、床の施行に入りました。
作業スペースを確保するのが一苦労。
ここは手持ちの材料が無く、仕方ないので新品を買う事にしました。
前から目を付けていた400×18×4センチぐらい、表面加工済み、破風板という用途の材料です。
大きさは足場板ですね。
値段に目がくらみ、後の事は不明。床材にするにはすぐ凹み柔らかいです。
これを使うことにした決め手は、材料の側面が正確に切り出してある事です。
床材として隣り合わせて使う為に、この部分がぴったり合わせられそうで、購入する事にしました。
大きさは昔の足場板、それで驚きの価格1080円
このプライスで負けました。
これホームセンターに山積みで売ってあります。良く品切れをおこしている人気商品です。
板を乗っける基礎部分の梁の水平をとるのが、めんどくさい作業。
周りで固めたコンクリを基準に、水平に合わせるのですがそのコンクリの水平があまりでてない。
高さ合わせにセメントとレンガとで微調整します。
70センチおきに、4、5×6センチの垂木を設置しました。
塗ってるのは防腐材。
12枚並べて約3m×4m床ができました。
このコストは1万ちょっと、仕上がりがよく見えるので、満足しています。
土間から床が生まれると、かなり雰囲気が変わります。床と呼べども、今は床の間のように、上級の場所となり、
待ったましたとばかりに、今まで湿気と凸凹と土砂にまみれていた事から、解放されました。
下で待機していたものが、すぐ上がります。
しかし、物の量には自分ながらにイヤになるね。
これ、人間の住居の歴史としたら、いつ頃の時代でしょうか、、、、。
弥生式住居から、平安時代ぐらいにに進化しましたね。
土間側から床ばり見ると、とても気分がイイものですね。
撮影スタジオのようにもみえます。映画村。
でもこれ、全面床ばりにしてしまうと、床の存在が消えてしまいそうな気がしてきます。
わざと土間を残し、板ばりの高さを演出させる部分を残しておきたくなりました。
ロフトも空きスペース残した意図と同じで、空間に変化を付ける作戦です。
そうすることで、材料の節約にもなるし、通風の問題もなくなるし、空間が立体的に使えます。
いやーそれにしても月末は毎日のように雪が降りました、日本の各地で大雪の被害が出ているようです。
夏は暑かったし、今年は極端ですね。
この建物も屋根に30センチは雪が積もったと思いますが、重みは大丈夫でした。
雪ズレ止めの工作してないし、そこそこ勾配が付いているので、ある程度溶けたらどんどん落ちていきます。
軒下には雪の塊が。落ちながらトユの部分を巻き込んで、ゆっくり落ちていきます。
トユの金具も結構な加重がかかっているように見えます、このような想定してなかったので、ハラハラします。
一年通して建物に関わる現象見ていかないとダメですねえ。
今月のお客さん
最北仲間、近年、コンスタントに元旦宗谷通っているつっしーさんの車。
2011年は、セローで走破しました。
トヨタのクイックデリバリーバン、個人所有としては珍しいですよね。
こりゃ、車というよりも、動くガレージだ。ガレージが時々動いているように思えます。
北海道行く時は、ここでバイクを下ろし、2輪に乗り換えて舞鶴のフェリーターミナル目指します。
ま、サンダーバード2号みたいなもんかな。
ことしも無事に達成できました。
陰ながら最北チャレンジャーのお手伝いできる事が、行けない年の自分への慰めになります。
細かなスペックや、詳細の画像はこちらのサイトで紹介してあります。
レースや、イベント事に使うバイク好きのトランポ選びとなると、ソコソコ使えるハイエースもいいのですが、より趣味性に偏れるとすれば、この車あたりが、
選択肢の突き当たりでしょうか。その手前にはデリボーイもあったけれど、今は廃番です。
いすゞのルートバンなどもありますが、荷室のスクエアな間取りや背の高さで、この車にはかないません、事務ロッカー背中にぴったり壁に据え付けられそうです。
ボディに丸みを付けてないので、荷室のムダなデッドスペースは生まれにくいです。
タイヤもフロント14インチと、経済的なサイズです。
運転席によじ上るって感じで、ステップ上がります。視点は4トン車の運転席よりも高いです。
この高さが印象に残る車です。
運転席はちょっと前のハイエースカラーですね。懐かしい。
用途が、近中距離の宅配車として生まれてきている訳ですから、ギアの設定はロー設定です、5速ありますが、実質4速ですね。
コラムシフトで狭いパワーバンドの範囲内でシフトアップしていきます。
見た目でかいので、運転はさぞかしめんどくさそうですが、ハンドル切れ角は深くまであり、狭い道でも切り返しなしで、回転できます。
この個体には、フォークリフトなどに付いているハンドルに「ノブ」を付けて一気に回せるようにしています。
実際、これあるとないでは、大違い。必需品です。
重心が高いので、ジャイロキャノピーみたいに、タイトなハンドル操作は苦手です。
本人さんは、某自動車会社員です、プライベートではボランティアで、オートバイによる災害支援活動をしてらっしゃいます。
中には、バイク2−3台+部品+工具など置いとけることになります。
車って人が乗っていない時、仕事はしていません。しかしこいつは止めている時も倉庫の仕事をしていると思えば、利用価値高い車です。
住まいまでの400キロの帰路、見送りました。
このような、特装車?での長距離移動は疲れそうですが、気合い入れて運転する乗り物も少なくなり、運転=楽チン移動が当然の今、高いコックピットはちょっと前の戦闘機に乗り込むようで、かっこいいです。「思わず一緒に乗せてくれ」というのを我慢しました。
発進時、ドアをスライドさせる仕草が、戦闘機のキャノピーを閉める仕草に見えました。
good luck !