秘密基地制作2011年 その27

2011年 3−4月 

日差しが眩しく感じる今日この頃、、
花粉との闘い。気力までも奪います。
しかし外に出るのが気持ちいい。

春の草が生えてきました。すでに2回目の除草剤まいています。
教えてもらった野草、「カンゾウ」を茹でて食べてみます。それだけではあまりにも質素なのでマヨと、醤油で味付け。まあこんなもんかな。特に味の感想はありません。
それに比べ土筆の美味い事よ!そのままハカマもとらずに焼くだけですが、ちょっと苦くて、ビールのお供にも丁度です。

3月北関東地方で大地震がありました。
最大級の地震とは言え、原発で起こったトラブル、何重にも張り巡らされたバックアップが機能しなかった現実、非常時想定なんて所詮絵に描いたモチだってこと、思い知らされたきがします。

電力会社は、オール電気住宅とお得感に訴え、事業拡大路線でやってきました。
私らもそんな謳い文句にのっかって、スマートな暮らしを選んできましたが、省エネといいつつ、結局は全体の使用量は上がっていくばかりです。
増やした需要は、原発でまかない、既成事実をつくりあげ原発問題をしのいでいるように思えました。

このサイトで震災の話題はふさわしくないかと思いましたが、作業は思考と同時進行している為に、切り離して考える事が出来ませんでした。

感じた事は、あちこちで義援金の呼びかけがあり、皆さん快く応えている等に見えますが、一方で近隣の作物や魚の売れ残りが出ている現実。

北関東からの原発の電気で都心の生活が成り立っているのに、津波がれきの受け入れは拒む現実。

電力不足の情報を知るために、電気で、情報を知る現実。

被災地では洗濯する服も無い人がいるのに、ベランダの洗濯物に付いた花粉を、放射能汚染物質だと騒ぐ人がいる現実。

震災3日後、家に懐中電灯と電池が買ってある現実(探せばいくつもあるのに、、)

震災地方の天気は分かるのに、明日の地元の天気が分からない現実。

それでも関西ではいつもと変わらない暮らしが続く現実。

これら全ての事を、メディア通じてしか知る事が出来ない現実。

自分の事で言うと、小屋に届いた電線の先には、原発にたどり着きます。
毎日使っている電気エネルギーですが、このまま使いたい放題の現実でよいのかと思ってしまいます。
電気を使って便利な生活をしている自分にも責任の一端があると考えます。
この小屋には、古いですが電気を使わない自立した機器類が転がっています。
ガソリン発電機、lpガス、ストーブ、ガソリンランタン、直流アマチュア無線、井戸水、ここにあるものは、第一線を退いたモノ達ですが、そんなものにもう一度役目を与えて考えてみます。
原発から30キロ圏内にあるこの場所、あえて多少不便な環境は、そんなに的外れではない気がします。


3月は部品交換会、イベントなどあり、土日の作業は止まってしまいました。
自家用車の検査がこの月2台あり、平日も車にかかる日が続きました。
検査はいつもユーザー車検です。

自己流で直しているので、検査ラインではいつもハラハラします。
今年はディーゼルの排ガス測定器が導入されていました。
「むむっ!何奴?」今まではガスは目視だけだったのに、、、、。
でも大丈夫、検査官の機転で、フルアクセルで黒煙出してから、改めてきっちり計り、一発オーケーでした。

スタウトも、数年ぶりに路上復帰しました。
新車から面倒みてもらっていた自動車屋のおやっさんがまだ現役なので、こちら検査だけ店に頼みました。

エンジン暖まるまで、調子がでなかったりしますが、特に気を使う事無く毎日乗っています。
タイヤをノーマルタイヤに換えました、変な振動で乗り味は最悪の一歩前、 レベルですなあ。 錆も、修復不能部分もでてきて、わび錆び度、増えました。

小屋は内側の野地板の貼り直しです。
ホームセンターで購入、施行後、縮んでしまい。隙間だらけになっていました。
これ中国産ですが、乾燥時間は設けられてないようで、販売時かなり水分含んで重いものもあります。
在庫中に乾燥しているの探すのが、ベターですね。
ここの壁は1メートルの幅で、縮んだ分もう一度並べ直すと、最後5センチぐらいの空間が出来てしまいました。
縮み率、消費税ぐらいだな。

まだまだ隙間ありますが、いよいよ中、外、が生まれてきました。
始めにスペースを振り分けて、音楽空間を最初に確保しました。
それと同時に、灯りも仮付けしていきます。
でかい蛍光灯で上からどかんと照らすのではなく、間接照明で全体を浮き上がらせるようにしたいので、 光源も増えコンセントの場所がやたら多くいります。
行ったり来たりのスイッチで、電線の数も多くなってきました。
そうなると柱が配線まみれで、見苦しくなってきました。

作業は床張りと同時に、レイアウトです。
ちょっとした楽器演奏。ゲーム。道具置き場。棚の配置で場所決めします。
心がけている事は、倉庫ではなく、居住区にする事。部屋が物置にならないように。
壁は壁として残す事。これ、ルールとします。

さて、トントン拍子に失敗無く事は進んでいるように思えるかもしれませんが、 失敗もしています。
まず、リサイクルセメントのその後。
乾燥しても、柔らかくいつまでも粉っぽいです。
濡れる部分は、劣化が早く、剥離部分も出てきています。
使う表面には、もう一度配合比高いセメント塗り付け、対応します。

玄関のガラスドアー
ドアの戻りが遅くなり、完全に閉じるまで2分ぐらいかかります。
施行前に、ばらして点検した方が良かったかもしれませんが、 オイルやバネがビョーンて出てきそうで、やめたのです。

憩いの空間が出来ました。
ちょっと昔の大学生の溜まり場みたいな感じ?

倉庫の大物備品がどんどん入ってきます。
色んな工具と材料が散乱していましたが、片付けも同時進行。
ゴールデンウイークに、突入です。


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