秘密基地制作2011年 おしまい編

2011年 おしまい編

まあ、だいたいはできたかなあー

さてさてここで小休止。今まで建物おっ立てる事が第一目標でしたが、 これからの作業は、建物が長持ちするための作業が中心になっていくでしょう。

雨の日に雨水の流れを観察します。
大雨の日などは、壁に直接雨水があたります。
トユの傾きや、トタン板の隙間などから、雨水が木を伝わっているところ何カ所もあります。
そういう場所を無くしていくのが冬に向けての作業ですね。
コレからの季節、一旦雪が積もると、水が絶えず流れ出すので、重要です。

裏口ドア周りと車庫の軒下追加です。 最終章は軒下の追加です、これも解体部分そのままを流用します。
木の部分少し腐っている部分もあったので、補修してつかいます。 多分2ー30年は使っているでしょう、トタン部分は錆びてなくなってきていますが、上からまた中古トタン重ねて使います。

その上から鉄工所でもらった不要ペンキ塗りたくり、錆びの進行を遅らせます。

これよりマシな物が出たら、簡単に取り外せる様に、工夫して取り付けました。
ここで一句「うちの小屋、作った時からアンティーク」

あちこち壁の隙間があるのでコーキングで充填したあと、壁にもう一度防腐剤を吹き付ければ ほぼオーケーだと思います。あとは冬を待ちましょう。

10月の新規入荷コーナー

最新バイク、カワサキtr250インジェクション仕様です。
知人からの事故車を引き上げました。

バンパー バイク右ステップ周りに当てられ、マフラーからブレーキペダルまでひん曲がっていました。
先が一回転して"9"の字になっていて驚き!

バーナーであぶって叩いて直しました。
この作業、かなり時間と、ガス消費しました。
そのうちスイングアーム1ミリぐらい削らないと入らなくなってしまいました。

最新バイク乗ってみて思った事。
今まで昭和のバイクそれもジャンクに近いものばかり乗り継いで来た私にとっては、バイクに気を使っている事がわかりました。

何も考えずキーを回してスイッチ押せば簡単にエンジンかかり、バイクの調子に合わせなくても どんどん走ってくれます。
なーんも考えません。

バイクのステップ周りのボルトが折れていました。

頭は17ミリサイズでM12 長さ30ミリピッチは1、25です。
このサイズでいうと、ピッチは細目になり、やや特殊です。 手持ちのストックが無かったので、ホームセンターに買いにいきました。

近場のホームセンター期待しないで探しましたが、やはりありません、 最近出来た隣町の大型ホームセンターには大きな規模でネジコーナー設けてあります。 探すが細目はなぜか無し。「もはやこれまで、、純正部品注文かー」
この時点で移動時間含め2ー3時間浪費した。
たかがネジ一本のために、、、。

ダメ元で、帰り近場の車パーツ屋についでに聞いてみる。
昔のドライブ用品販売店時代からのお店です。なんぼなんでもここには無いやろう、とおもいつつ相談。
「でかめのボルトなんやけれど、、」「サイズは?」「M12」店の奥に入っていくのに付いていく。
倉庫には木の箱にサイズ事に並んでいました。
m12の細目、箱がありました。「!」
「何ミリ?」「3センチぐらい」「何個?」「一本だけ」
「はい90円」
「!!』

たかがネジ一本、されどネジ一本なのです。
大手のカー用品パーツ屋よ!芳香剤の種類はもういい。こういうことに僕は感動するのです。

乗り物関係のよろずやですね。
ジャッキ用のスピンドル油の計り売り、6vの灯火類、デスビのコンデンサ、耕耘機のベルト、ベアリング、 そんな物を常時在庫に持つ、こんな店潰してはいけません。
その場で部品無ければ、ばらしたまま放置しなくてはならず、行けばあるってのはありがたい。

このお店は僕が小学生から通っている自慢の店。
トラック野郎全盛期の時、デコチャリにつけるマーカー欲しくて、買うものも無いのに通い詰め」、 しびれ切らせた店の人から「コブラツイスト」のとどめ技くらい、ステッカーもらって追い返された セピア色の思い出の店、当時はおやっさんも今の僕より若かったろうに、、、、。

またもや、入荷、90のスクーター預かってくれという連絡。

なんだこりゃ、ケツがでかい、
高級感出した、「アーバンスクーター」勝手に命名

本人乗るつもりだが、とりあえず免許ないし、直して乗ってていいよという、一種のギブ&テイクですな
今使っているキャノピーは遅いし、、、
コレ気に入りました!一家に一台欲しいな。

スクリーンの効果絶大。
運動性能申し分なく、
通勤快調快速です。

そんなことしてたらまたもや
こんどは確実に頂ける話が入りました。
日本でも珍しい風景だとおもう、舟屋の実家に置いてありました。
リード100

デザインはザ、スクーター 使いやすさの追求形です。
海の際の置き場なのか、マフラーに穴があいていました。

中古はネットにあまり出ていず、新品の社外品が多数出ています。
聞くところによると、触媒無しのスポーツ系だそうです。

知らなかった、2輪部品のコピーがこんなに出回っているなんて。
でもねえ、穴さえ塞いだらまだ使えそうなので、とりあえず穴は塞いで使います。

そんなこんなで今年も終わります。
最後の作業は、、、

ずっと、条件の悪い倉庫に放置していたお宝、 最後の大物を搬入したということでこの建設コーナーを締めくくります。

関西精機制作「ミニドライブ」
70年代の遊園地や、デパートの屋上に必ず置いてあったでしょう?!現在40代より上の世代ならよくご存知だと思います。

この機械が、懐かしゲームの中で一番好きなのです。
この会社京都市内の会社だったようですね。
何かの縁かな?
現在この個体現在、作動しても得点が上がっていきません。
中を見ても分からん!
それと、盛り上がるBGMが今はありません。
8トラの再生プレーヤーがダメだからです。

サーカス寓の楽団ミュージック。口で全部再現できるぐらい、頭の中にはあるんだけれど。
いずれ音源探しの旅にでなくてはなりません。

そんな状態ですが、他の動作は長く放置していたにもかかわらず、快調に動きます。
道路にある突起をまたぐと、「チン、チン」とカウントしていきます。

話は飛んでそれよりも前、私が幼稚園のとき、子ども雑誌の付録に紙製のドライブゲームが入っていました。
とても嬉しく、母親に作ってもらった記憶があります。
出来上がり、何度も遊んでいくうちに、紙なのであちこちぼろが出てきます。
少しづつ壊れていくのを直しながら、子供心に納得し我慢します。
悲しいのなんの、、、。

それからのトラウマではありませんが、それからずっとドライブゲームが欲しかったのです。
しかし遊園地のゲーム欲しがる事は、動物園の像を欲しがるのと同じぐらい、叶わぬ夢でした。

ガラスケースに収まっている、赤いワーゲン風のバギーのホイールなど造りがとても大人的で、 ハンドルを通して左右に動かせるのですが、絶対触る事が出来ない!
この歯痒さ!!
ラムネの中のビー玉みたいなものか。

今こそ、ガラスケースを開けて、中の車を触ってみようじゃありませんか。
「バギーゲーット!!」

これをもって小屋完成の儀とします。


さてさて
この小屋建設振り返ってみると、まずは、自分の体がきちんと動いていたから、大きな物が出来た訳で、まずそのことに感謝ですね。
ま、若い頃しょーもないケガをよくしていたので、作業中ケガだけはしたくないなあ、と思っていました。やれやれです。
小屋を作るにあたって、年齢と体力のバランス考えると、今の自分の年齢がええ具合かもしれません。
20代ならもっと大勢の友達が来て、ここで派手にワイワイやれたのになあ、なんて思う事もありますが、その頃、あちこち出歩くことがやめられず、同じ場所でコツコツする事が出来なかったと思います。

すでに楽器の練習などに、この場所使っていますので、小屋の運用開始ですね。

平行して、小屋作りはこれからも少しづつ変化していくので、この建物に完成はないと思います。
特別に技術、道具、お金もなくてもこの程度なら可能だということです。
他の倉庫にいずれと思って溜め込んだ物品半分ぐらいは使いませんでした。
これからは不要物の整理進めて、中の空間を広げなくては、このままではゴミ屋敷です。

ここは秘密基地なので、内部に関してはシークレットにしておきます。 敷地内外には各種防犯装置、センサー、地雷、落とし穴、地対空ミサイル、、、

どうしても現金で買わなくてはならないものでは、防腐材、トタン金具類、セメント、でした。
材木の廃材率を上げればあと10万円は下げられそうでした、このへんは出会いとタイミング次第ですね。


一口メモ(おおよそです)

整地準備期間 1年

小屋制作にかかった時間 4年

大きさ 8×11×6?メートル(ガレージ含)

コスト 70万ぐらい

ネジの数1万本弱(これすごい数だねー)

ドライバーバッテリー3個

鉛筆4本

ビール4本

缶コーヒー300本(100円)

トラックのフロントガラス 一枚

屋根からの落下 一回

裏口土間のコンクリや、入り口のアプローチなど残したままですが、
やる度に細かな変更を、更新しても仕方ないので、一応ここで完成と言うことにして、HP上での更新を終えたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。


おしまい


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