秘密基地制作2009年 その7

2009年 1月22日

少し家らしくなりました、これで右半分ですがだいたいの形ができてきました。進ちょく率、全体の3割でしょうか。年内になんとかできるかな。


屋根が乗った年末から新年が明け、自分のテンションが半分ぐらいに落ちました。
とりあえず屋根が出来るまでは、柱を濡らしたくない一心でバリバリ進んできましたが、ペースダウンして取りかかれそうです。
土日の作業終われば、寒い日と言う事もあり、身体があちこち痛くなり風呂が唯一の楽しみになっていました。
寒い冬の方が人間的には快適に作業できます。蚊もいないし、汗もかかないし、飲んでるコーヒーが凍るけれど、晴れれば気持ちいい。
年が明けてからは、雪、雨、曇りで、雪が残って屋根周りの作業は出来ません。再び屋根に登って釘打てたのは一ヶ月後でした、

全体の強度を上げる為に、壁に筋交いを入れました。材料は茅葺きの廃材で細い杉です。これは茅吹きの垂木の役目として使われていたものですが、 皮をむいただけの状態で殆ど無加工で、おまけに何十年と燻されていたので、保管時数年野ざらしでしたが、地面に置いていた下側、数十センチ以外は腐りなく、使用可能状態です、
クロスしたつなぎ目は、板でジョイントして隠しました。その板はわざと前面に出し装飾風にしました。大した強度ではないと思いますが、ないよりはあった方がいいと言う程度です。
その板には意味ありげに、そこらのがらくたを付けました。ちょっとしたアートギャラリーになりました。

錆びた鉄板や、バイクのスプロケですが、そのがらくた何を選ぶかが楽しくて、またいらん時間を使ってしまった。しかしこの気分転換はとても有効です。
どうせ素人の建物だからプロがやりたくないような、レンガなどはわざと割らずにはみ出させてこの部分に植木鉢でも乗せてみようと思っています。
壁面は市販の2メートルの杉板を水平に重ねて使います。コストは一本100円ぐらいで安価です。これは中国製のようです。

イメージは昔の公民館や小学校なので外側はこの斜め張りにでやることにします。内側はそのまま重ねないで垂直に張りました。
壁の間は筋交いの柱以外、空間ができています。
バンドの練習もしたいので防音材の代わりに発砲スチロールとか断熱材詰めようとも考えましたが、まだはっきり分からないので、とりあえずなにもありません。
またなにか多量に要らない詰め込み物が出たらネジでバラしたらいいだけなので今回はそのままです。

奥の一部分の柱は腐って使い物にならなくなった中途半端な物を切って丸太小屋のようにしました。
もっと沢山積み上げるつもりでしたが、結構重くて合わせるのに時間がかかり、手間だったのでここらで辞めてしまいました。
もっとうまく積み上げる方法見つけたらまたチャレンジします。

一月は壁の製作月間になりました、屋根上げるためだけに柱組んだので、壁の段取りなど何も考えていません、そのまま合板でパンパンと貼れば早いかもしれませんが、そこは家の顔、合板は使わない「こだわりで」杉板を一枚ずつ貼る事にします。そのためにはめんどくさい事も我慢します。

見た目はそこそこですが、板を上から押さえつけているのですが、あちこち隙間ができています。

原因は筋交いに使った柱が無加工で、、曲がりなどありそれに合わせて表も凸凹になってしまいました。
今年も暖冬のようで、作業ははかどります。 窓です、元々どこかでもらってきた窓枠?を小屋の窓にしました。木の枠なのですきま風が入らないように合わせ目に段差を付けたりして、凝ってしまいました。

動く部分になると俄然はりきってしまいます、色々していたら半日近くこれにかかってしまいました。
この部分の密閉度はかなりのものですが、ほかの壁というとすきま風だらけ、、、。
隣の壁の白く見えるのはコーキングボンドですが、ちょっと格好悪い。

ドアノブは、腐ったはしごの部品からです。なんでも一から作るのが面倒なので、そこらにあるモノを先ず使えないか最初に考えます。
出来上がったらうれしくて、なんども開け閉めしました。 壁と窓が付くと俄然小屋らしくなりました、毎日仕事から帰ったら半時間でも作業して帰ります。
冬至も過ぎ、少しずつですが日が長くなるのが分ります。

休日は12時間ぐらい作業するときもあります、立て込んだ物作る時にかかると、やめるきっかけがなくなり、延々とやってしまします。
そうこうしていたら、10年間使っていた電動ドリルが煙が出て動かなくなってしまいました。
小渕さんの時の地域振興券で買ったので1999年からのものです。直して使うのが好きな私ですが、この場合ムリな雰囲気プンプンします。
かなり手で触れないぐらい熱くなったまま連続で使ってた事もありました。よくぞ今まで保ったと言う感じ。

一日でも空くと仕事にならないので、すぐに近くのホームセンターで国産の同じメーカーでバッテリーが共用できる中の上クラスのを買いました。
新しいのはトルク回転が電子制御のようです。
壊れた電動ドリルの原因はブラシ部分の端子が溶けていました。「合掌」。


日々進行形



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